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「基源」
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科名:モクレン科/属名:モクレン属
和名:ホオノキ・カラホオ/生薬名:和厚朴(わこうぼく)・厚朴(コウボク)/学名:Magnolia obvata.・Magnolia officinalis.
日本産はモクレン科の和厚朴 (ホオノキ) 。中国産は唐厚朴(カラホオ:川朴、湖北厚朴) 、またはその変種 (温朴、温州厚朴)の樹皮。日本市場では中国産の厚朴を「唐厚朴」と総称します。 川朴(四川省);湖北厚朴(湖北省);温州厚朴(浙江省)、福建、湖南省。
「出典」 神農本草経 中品
「別名」 和厚朴(ワコウボク)、唐厚朴(トウホウノキ)、シナホオノキ、川朴、川厚朴、製川朴、姜厚朴、厚皮、重皮、赤朴など
「性味」 苦、辛/温
「帰経」 脾、胃、肺、大腸
「成分」
精油、アルカロイド (マグノクラリン、マグノフロリンなど) 、ジフェニール化合物 (マグノロール、ホーノキオールなど) を含む。
「効能」
鎮痙、鎮痛、健胃、収斂、去痰、利尿薬として、胸腹部の膨満感、腹痛喘咳などに用いる。また、不安、精神緊張などを伴う骨格筋の異常緊張状態にも適応する。
「薬理作用」
行気、燥湿、消積、平喘。
筋弛緩 (水エキス) 。鎮静、正向反射抑制、脊髄反射抑制、抗痙攣・振戦 (エーテルエキス) 。神経筋接合部遮断、 一過性血糖低下 (マグノクラリン) 。鎮静、中枢性筋弛緩、殺むし歯菌 (マグノロール、ホーノキオール) 、抗菌・殺虫、抗パーキンソン (マグノロール) 。
「応用」
1.湿阻、食積、気滞による脾胃不和、腹部膨満に用いる。
厚朴は苦燥湿、辛散温で、虚寒できるので、行気、燥湿、消積の作用が顕著である。
本品は消除脹満の要薬でおよそ湿阻、食積、気滞に至る脘腹脹満に活用し、一般に実脹に用いる。
『斗門方』には、上腹部膨満を治療するのに、姜汁で加工した厚朴を粉末にし、古い米のおも湯で服用する。
複方としては、証によって他の薬物を配伍すべききである。
湿阻中焦には蒼朮、陳皮を配合した平胃散を、積滞便秘には大黄、枳実を配合した大・小承気湯を使用する。
もし虚寒による脹満なら、人参、甘草、生姜などの益気、温中の薬物に厚朴を補助的に加える方がよい。
2.咳嗽、呼吸困難、痰が多いのに用いる。
厚朴は肺気を下し、痰液を除去し、呼吸困難、咳嗽を鎮めることができる。
たとえば『傷寒論』の中で、桂枝湯証のうえに喘息が見られると、桂枝湯に厚朴、杏仁を加えて服用する。
「処方例 」
半夏厚朴湯、小承気湯、胃苓湯、潤腸湯、五積散、平胃散、麻子仁丸など。
「用法・用量」
煎剤、散剤、丸剤、浴用剤、塗布剤。1日常用量として煎剤には3~9グラム、健胃には少量、行気・止瀉にはやや大量。
「産地」
中国。
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