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「基源」
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科名:ヒユ科/属名:イノコズチ属
和名:イノコズチ/生薬名:懐牛膝(カイゴシツ)/学名:Achyranthes bidentata Blume.
和名:イノコズチ/生薬名:川牛膝(センゴシツ)/学名:Cyathula officinalis Kuan.
「出典」 神農本草経 上品
「別名」 牛膝、牛夕、懐牛膝、淮牛膝、川牛膝。(淮は懐と同音で、その代用文字である。また夕は膝と同音)
「性味」 苦、酸/平
「帰経」 肝、腎
「成分」
サポニン、ステロイド類、アミノ酸、コハク酸、シュウ酸などのカリウム塩、ベタイン、糖類などを含有する。
「効能」
駆お血、通経、利尿、鎮痛薬として、月経不順、お血、腰膝や関節の疼痛、麻痺、小便不利に応用する。
「薬理作用」
活血祛瘀、舒筋利痺、補肝腎、強筋骨、利水通淋、引血下行。
「応用」
1.瘀血阻滞による生理不順、生理痛、無月経、産後悪阻による腹痛および打撲損傷などの証候に用いる。
牛膝は活血祛瘀の効能があり、前述した婦人科の疾患には、紅花、桃仁、当帰などを配合して経脈を通じさせる。
腰、膝、足背部の損傷による痛みには、当帰、川芎、皮続断などを配合して使用する。
2.腰、膝のだるさと痛み、下肢無力などの証候に用いる。
牛膝は補肝腎、強筋骨の作用があり、血脈を通じ、関節を利することができ、腰膝関節のだるさと痛みに特によい。
症状によって相応する薬物を配合すべきである。
肝腎不足による腰、膝のだるさと痛みには、杜仲、川続断、桑寄生、木瓜などを配合し、虚損がひどく腰、膝が無力な者には、熟地黄、亀板、鎖陽、虎骨などを併用した虎潜丸を用いる。
湿熱下注による腰膝関節のだるさと痛みや、脚気腫痛などの証候には、よく蒼朮、黄柏、薏苡仁を配合する。例:四妙丸。
風湿による下肢関節の痛みには、木瓜、漢防已、萆薢、独活などを併用する。
3.血尿、排尿困難、排尿痛などの証候に用いる。
牛膝は利尿通淋の作用があり、当帰、瞿麦、通草、滑石などを配合する。例:牛膝湯。
4.吐血、鼻出血、歯痛、口、舌の潰瘍および頭痛、眩暈などの証候に用いる。
上部の血熱妄行の証候には、白茅根、小薊、山梔子などを配合して凉血止血をする。
陰虚火旺による歯痛、口の潰瘍には、地黄、生石膏、知母などを配合して滋陰降火する。例:玉女煎。
陰虚陽亢、肝風内動による頭痛、眩暈には、代赭石、生牡蠣、生竜骨、白芍などを配合し潜陽摂陰、平肝熄風を行う。例:鎮肝熄風湯。
このほか、難産にも用い、当帰、川芎、亀板などを配合して牛膝の引血下行の効能を利用する。
「注意」
牛膝の性質は滑であるために、遺精・脾虚による泥状便・不正性器出血・妊婦および生理過多の者には使用しない。
「処方例 」
大防風湯、疎経活血湯、牛膝湯、鎮肝熄風湯、玉女煎、牛車腎気丸、虎潜丸、四妙丸。
「用法・用量」
煎剤、丸剤、散剤、外用剤。1日1.5~4.5グラム。
「同類生薬」
川牛膝、土牛膝。
「産地」
中国 (懐牛膝、河南省) 。
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