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「基源」
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科名:コショウ科/属名:コショウ属
和名:胡椒(コショウ)/生薬名:胡椒(コショウ)/学名:Piper nigrum L.
「出典」 新修本草
「別名」 白胡椒、玉椒、浮椒、古月、昧履支
「性味」 辛/熱
「帰経」 胃、大腸
「成分」
アルカロイド(チャビシン、ピペリン)、精油(フェランドレン、ピネン、リモネンなど)
「効能」
胃寒嘔吐、腹痛下痢、寒痰、食中毒、食欲がないなどに用いる。
「薬理作用」
温中散寒、下気、消痰、健胃作用。
「応用」
腸胃有寒による脘腹疼痛、嘔吐、下痢などに用いる。
胡椒は辛熱で、腸胃を温めるので散寒止痛できる。
高良姜、蓽撥などの温中薬を配合する。
また単味で粉末にして膏薬にし、臍に貼る方法と受寒腹瀉を治す。
胡椒は、日常の調味料で、少量で食欲を増進させることができる。
「注意」
陰虚火熱者は禁忌。
「処方例 」
「用法・用量」
内服:煎剤には1日1~3グラム、散剤、丸剤。外用には適量を使用する。
「産地」
中国。
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