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科名:ナス科/属名:クコ属
和名:枸杞(クコ)/生薬名:枸杞子(クコシ)/学名:Lycium chinense.
「出典」 神農本草経 上品
「別名」 枸杞(クコ)、杞子(コシ)、枸杞果(クコカ)、地骨子(ジコッシ)、甘枸杞(カンクコ)、甘杞子(カンコシ)、甘枸子(カンクシ)など。
「性味」 甘/平
「帰経」 肝、腎、肺
「成分」
カロチノイド、ベタイン、β-シトステロール、リノレイン酸、ビタミンB1など。
「効能」
滋養強壮薬として、肝腎を滋補し、虚労、腰膝の疼痛、無力感、めまい消渇などに用います。
血圧低下 (アトロピンや迷走神経切除で抑制) 。四塩化炭素誘発の肝障害抑制、副交感神経遮断。
「薬理作用」
補腎益精、養肝明目、潤肺。
「応用」
1.肝腎陰虚による眩暈、視力減退、腰膝酸軟、遺精、消渇などの病症に用いる。
枸杞子は滋補肝腎、明目の良い薬物であって、肝腎陰虚による諸症状に用いられる。
たとえば菊花、地黄などを配合する杞菊地黄丸は、肝腎陰虚による眩暈、視力減退の常用方剤としている。
『古今録験方』には、地黄、天門冬を配合して、肝腎陰虚による腰や膝がだるく無力、遺精に使用することが述べられている。
また民間の経験方として、蒸して熟した枸杞子を1回10g、日に2~3回服用し、消渇を治療する。
2.陰虚による慢性咳嗽に用いる。
麦門冬、知母、貝母などの養陰清肺化痰薬を配合して使用する。
「コメント」
枸杞は、薬膳の代名詞のように薬膳料理にはたびたび登場します。
そのまま食べてもよし、戻すのも簡単でスープ、お粥、煮物、炒めもの、どんな料理にも違和感なく溶け込みます。
彩りが赤くてきれいなので、料理の仕上げにぱらっと使われたりしていると、先生方は「何でも枸杞を使えば薬膳というのは間違いです」とおっしゃいます。
確かに弁証して施膳するというコンセプトが大事なのは承知していますが、手軽に使えておいしい枸杞は初心者の味方。
パウンドケーキの中に、胡桃、レーズンの他に、龍眼肉、枸杞子、小茴香をラム酒に浸けたものを入れて焼いてみました。
この場合の効能は、補陰、補血、明目、散寒になるのでしょうか?
味は、茴香の香りが食欲を刺激して結構おいしくいただけました。
クコ酒(枸杞子):
強壮、疲労回復には、クコ酒がよく、赤く熟した果実200グラムを水洗いして、よく水をきってから、同量の砂糖を加えてホワイトリカー1.8リットルに漬け、2~3ヶ月冷暗所に保存します。毎日ワイングラスに1杯位飲用します。また、クコの全草を使用することもできます。
乾燥したクコの実の場合は、3~6ヶ月以上熟成します。乾燥くこの実200グラムと同量のグラニュー糖、ホワイトリカー1.8リットルを冷暗所に置き3ヶ月くらいで布でこし、材料を引き上げて再度その実を同様に使用できます。これは古くから不老長寿の妙薬として知られています。
「注意」
滋潤性があるので、脾虚による泥状便には用いない方がよい。
「同類生薬」
根の皮を「地骨皮(ジコツビ)」と称し、解熱薬とします。
「処方例 」
杞菊地黄丸など。
「用法・用量」
煎剤には1日5~15グラム、内服。散剤、酒剤。
「産地」
中国華北とくに寧夏地区で栽培されます。
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