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「基源」
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科名:キキヨウ科/属名:キキョウ属
和名:桔梗(キキヨウ)/生薬名:桔梗根(キキヨウコン)/属名:Platycodon grandiflorum.
キキョウ科のキキョウの根または根からコルク層を除去して乾燥したもの。皮付きを生干桔梗(しょうぼしぎきょう)、皮なしを晒桔梗(さらしぎきょう)ともいう。
万葉時代にはアサガオと呼ばれ秋の七草にあるアサガオはキキョウだとされている。桔梗の名は根が結実して硬いことに由来する。桔梗は韓国語ではトラジといい、根を塩漬けにして食べる習慣がある。根には有毒のサポニンが含まれるが、ゆでて水にさらせば食べられるので日本では重要な救荒植物であった。
「出典」 神農本草経 下品
「別名」 桔梗根(キキョウコン)、苦桔梗(クキキョウ)、白桔梗(ハクキキョウ)、玉桔梗(ギョクキキョウ)、津梗(シンキョウ)、梗草(コウソウ)
「性味」 苦、辛/平
「帰経」 肺
「成分」
十余種のサポニン (プラスコジン、C、D、D2など) を約2%を含有するほか、ステロール類、トリテルペンを含む。
「効能」
去痰、鎮咳薬として、咳嗽、気管支炎などに用い、また排膿薬として化膿性疾患、扁桃腺炎、咽喉痛などに応用する。
「薬理作用」
開宣肺気、祛痰、排膿。
気管分泌促進、唾液分泌促進、鎮静、去痰、抗炎症、抗アレルギー作用胃液分泌抑制、抗潰瘍、末梢血管拡張作用。
「応用」
.咳嗽痰多、痰を喀出しにくい、胸膈痞悶、咽痛、声が出ないなどの証に用いる。
本品は辛散苦泄で、宣肺気で胸膈咽喉を利し、比較的祛痰作用がある。
杏仁、蘇葉、陳皮などを配合して杏蘇散となり、風寒咳嗽に用いる。
桑葉、菊花、杏仁などを配合して桑菊飲となり、風熱咳嗽の治療に用いる。
咽痛、声が出ない証を治療するときには、薄荷、牛蒡子、蝉退などを配合し、気滞痰阻、胸部苦悶を治療するときには、枳殻、瓜荽皮などを配合する。
2.肺癰胸痛、腥臭のある黄色い痰と膿血を喀出する証に用いる。
甘草を配合して、桔梗湯となり、排膿に用いられる。
貝母、巴豆を配合して桔梗白散となり、排膿の作用がもっとも強い。
最近は魚腥草、薏苡仁、冬瓜子を配合してよく使用する。
「注意」
陰虚火旺には使用しない方がよい。胃潰瘍・陰虚による慢性咳嗽に用いてはいけない。
「処方例 」
排膿散、五積散、参蘇飲、清上防風湯、防風通聖散、十味敗毒湯、荊芥連翹湯など。
「用法・用量」
煎じる湯剤には内服、1日3~9グラム。散剤、丸剤;外用には適量。
「産地」
中国 (安徽、江蘇、山東、河北、河南、貴州など) 。
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