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「基源」
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科名:ユリ科/属名:ネギ属
和名:韮(ニラ)/生薬名:韮子(キュウシ)/学名:Allium tuberosum.
「出典」 本草経集注
「別名」 韮菜子(キュウサイシ)
「性味」 辛、甘/温
「帰経」 肝、腎
「成分」
ニンニクと似てアリインなどが含まれる。
「効能」
強壮、強精、止瀉(ししゃ)薬としてインポテンツ、遺精、頻尿、腰気(こしけ)、下痢などに用いる。
「薬理作用」
補肝腎、暖腰膝、壮陽、固精。
「応用」
1.腎陽虚衰、肝腎不足によるインポテンツ、腰や膝の冷痛、無力に用いる。
単味で、あるいは補腎助陽薬とともに使用する。
2.腎不固による遺精、頻尿、白帯過多に用いる。「千金方」では単味で丸剤にして、遺精、白帯過多に使用するとある。
「魏氏家蔵方」には、韮子に補骨脂、益智仁などを配伍して、腎と膀胱の虚寒による頻尿に用いるとある。
「注意」
陰虚火旺には禁忌。
「用法・用量」
韮子(きゅうし)は、強壮、強精、止瀉(ししゃ)薬としてインポテンツ、遺精、頻尿、腰気(こしけ)、下痢などに砕いてから、1日量2~8グラム、3回に分けて水で服用します。
また、頻尿で尿の回数が異常に多い場合や腰痛などには、韮子(きゅうし)を1回量30~40粒をぬるま湯か水で直接飲むと効き目があるとされます
「産地」
中国。
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