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「基源」
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コウイカ科 Sepiidae のコウイカ Sepia esculenta HOYLE、シリヤケイカ Sepiella maindroni de ROCHEBRUNE などの甲骨。
コウイカ科のコウイカを主とし、そのほかコブシメ、カミナリイカ、トラフコウイカ、アミモンコウイカ、エゾハリイカ、ヨーロッパコウイカ、シヤケイカなどの貝殻(甲骨)。イカの甲羅用いる。一般にイカの甲はセルロイド質であるが、コウイカは石灰質である。コウイカの甲は長さ10~15cmくらいの紡錘形で後ろはしには鋭い針がある。
「出典」神農本草経 中品
「別名」海螵蛸(カイヒョウショウ)、烏賊魚骨
「性味」鹹、渋/微温
「帰経」肝、腎
「成分」
炭酸カルシウム80~85%、そのほか少量の塩化ナトリウム、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、膠質、殻角質6~7%を含む。
「効能」
止血薬として子宮出血などに内服するほか、散剤を創傷に外用する。また収斂、制酸薬として、遺精、帯下、潰瘍、胃・十二指腸潰瘍に応用する。
喘息には烏賊骨の粉末を単独で服用する。鼻出血や外傷性出血、中耳炎、臍周囲円、皮膚潰瘍、湿疹などに粉末を塗布する。
特に分泌物の多い化膿や湿疹、潰瘍に使う。膿の吸出しにも配合されている。
「薬理作用」
収斂止血、固精止帯、制酸止痛、収温斂瘡
「応用」
1.不正性器出血、肺や胃の出血、外傷出血に用いる。
不正性器出血には、茜草、棕炭、五倍子などを配伍する。例:固衛湯。
肺や胃の出血には、白芨とともに等分量で粉末にし服用する。例:烏芨散。
2.遺精、白色帯下に用いる。
遺精には、山茱萸、莵絲子、沙苑子など、益腎固精薬を配伍すべきである。
女性の赤白帯下には、白芨、血余炭を配伍する。例:白芨散。
3.胃痛、呑酸に用いる。多くは貝母とともに用いる。例:烏貝散。
4.湿瘡、失神、多量の膿を伴う潰瘍に用いる。
湿瘡湿には黄柏、青黛などを配伍し、粉末にして塗布する。
潰瘍には、単味で、あるいは煆石膏、煆竜骨、枯礬、白芨、紅昇、氷片などを配伍し細末にして患部に塗布する。
「注意」
薬性は微温で、陰液を損傷し、火熱を助ける恐れがあるので、陰虚火旺証には禁忌。
「処方例 」
固衛湯、烏芨散、白芨散、烏貝散、烏竜丹、安胃片など。
「用法・用量」
散剤、錠剤。1日5~9グラム。外用:1回1.5~3g。
「産地」
中国沿岸一帯(福建、広東、山東、江蘇、遼寧など)。
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