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「基源」
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科名:ミカン科/属名:キハダ属
和名:きはだ(キハダ)、キワダ/生薬名:黄柏(オウバク)/学名:Phellodendron amurense.
ミカン科のキハダ及びその変種 (オオバキハダ、ヒロハノキハダ、ミヤマキハダ)のコルク層を除いた樹皮、日本市場品はキハダ、およびヒロハノキハダが多い。
「出典」本草綱目、神農本草経 中品
「別名」川黄柏、川柏、塩水炒黄柏、塩黄柏、檗皮(バクヒ)、檗木(バクボク)、黄檗(オウバク)
「性味」苦/寒
「帰経」腎、膀胱、大腸
「成分」
アルカロイド (1~3%){(ベルベリン局方1.0%以上) パルマチン、フェロデンドリン}を含有する。このほか苦味成分のオーバクノン、リモニンステロイドのβ-シトステロール、カンペステロール、7-ヒドロスチグマステロールなどが存在する。
「効能」
解熱、消炎、健胃整腸、利尿、抗菌作用 (黄柏末、ベルベリン;ブドウ球菌、肺炎菌など) 。
利尿・健胃作用もあり、外用すると皮下溢血の吸収をよくする。
黄色ブドウ球菌の増殖阻止作用。胆汁分泌促進作用。
「薬理作用」
清熱燥湿、瀉火解毒、退虚熱。
「応用」
1.湿熱瀉痢、黄疸、白帯、下肢の腫痛、熱淋などに用いる。
赤痢を治すときには、黄連、白頭翁を配伍する例:白頭翁湯。
黄疸を治すときには、山梔子、甘草を配伍する。例:梔子柏皮湯。
黄色のこしけに用いるときには銀杏、車前子を配伍する。例:易黄湯。
下肢の痺れ、腫脹、疼痛に用いるときは、蒼朮、牛膝を配伍する。例:三炒丸。
熱淋を治すときは、竹葉、木通を配伍する。
2.瘡癰腫毒、失神に用いる。
内服では、黄連、山梔子を配伍する。
外用では黄柏の粉末を豚の胆汁で調和して練って塗布する。
失神を治すときには、荊芥、苦参などを配合し飲む。
滑石、甘草を配伍し、粉末で塗布するあるいは煎じて洗う。
3.陰虚発熱、骨蒸盗汗および遺精などに用いる。
知母を相須として、地黄、亀板を配伍し、退虚熱、制相火の効能がある。例:知柏地黄丸、大補陰丸。
「処方例 」
温清飲、黄連解毒湯、柴胡清肝湯、荊芥連翹湯、七物降下湯、半夏白朮天麻湯、白頭翁湯、梔子柏皮湯、易黄湯、知柏地黄丸、大補陰丸、三炒丸。
家庭薬の原料として利用される。木曾の「百草」、奈良の「陀羅尼助」、鳥取の「練熊」など強壮健胃薬として利用される。粘液が多く粉末を水でとくと粘る。
「用法・用量」
煎剤、散剤、丸剤、ハップ剤など。1日1~6グラム、0.5~3グラム。
「産地」
中国。
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