*現在正箱での出荷はできません。(中国の税関で止められる為) 真空袋に入れ替えての発送となります。
「基源」
科名:ショウガ科/属名:ウコン属
和名:鬱金(ウコン)/生薬名:鬱金(ウコン)/学名:Curcuma longa L.
ウコンはショウガ科ウコンの根茎をただちにまたは熱湯で処理後乾燥する。
形状として二種の市場品があります。長形品、球形品で前者は黄色~黄褐色を呈する。長さ2~5cm、太さ1cm以下の円筒形の側根茎でやや分岐し外面に輪節を有し芽を付けまたは根および根茎分出の後をしめす。質重く堅く、断面は角質で一様に橙黄色~暗赤褐色を呈する。後者は外観類似するが卵形または短紡錘形の主根茎で長さ4cm、太さ3cmになる。
「出典」新修本草
「別名」鬱金、玉金、川鬱金、川玉金、広鬱金、広玉金、宇金、郁金(中国)。
「性味」辛、苦/寒
「帰経」肝、心、肺
「成分」
精油1~5% (主成分はターメロンなど) 、樹脂、クルクミンパラクマロイルフェルオイルメタンなどを含む。
「効能・用法・用量」
黄色素クルクミンを0.3%も含み、その他精油は1~5%です。クルクミンおよび鬱金(うこん)の煎じ液には胆汁分泌促進作用があり、精油には胆道結石を治す作用があります。いずれも抗菌作用が強い芳香性健胃、利胆、止血、通経、駆おけつ薬として肝炎、胆道炎、胆石症カタル性黄疸、胃炎、月経不順、吐血、鼻血、血尿に内服します。
郁金(うこん)もほぼ同様に用いますが、とくにおけつを取り去る効果が強いので、てんかん、止血、鼻血、血尿、月経過多などに内服します。
用い方は1日量を5~10グラムとして水0.4リットルを加えて煎じて、約2分の1量まで煮詰めて、1日3回食間に服用します。
粉末は水で練って痔や切り傷、はれものに塗布します。
ハルウコン:開花期が晩春で淡赤紫色、葉の裏がビロード状の繊毛、根茎を折ると黄色。クルクミンの含有量はウコンの約10分の1程度で医薬品原料の規格には収載されていない。
ガジュツ:花は赤紫色。クルクミンの含有しない。芳香性健胃として鎮痛、駆風、通経、利胆に応用。医薬品原料として収載。
一般的に「ウコン」は肝臓に良いとされていて、GOT、GPTを下げ、肝臓機能の働きまで抑えてしまうと考えられ、高齢者が長期間大量に用いる場合には注意が必要です。また、体を冷やす作用があり、冷え性や月経過多、妊婦の場合には十分な注意が必要です。
「薬理作用」
活血止痛、行気解鬱、凉血清心、利胆退黄。
「応用」
1.肝気鬱滞、血瘀内阻による胸痛、腹痛、側胸部、季肋部の脹痛、生理不順、生理痛、癥瘕痞塊などの証候に用いる。
鬱金は疏肝行気をして解鬱し、喀血祛瘀をして止痛するわけである。
胸痛、腹痛、側胸部、季肋部の脹痛には、丹参、柴胡、香附子、枳殻などを、肝鬱有熱、生理が来る前の腹痛には、柴胡、香附子、当帰、白芍などを配合する。例:宣郁通経湯。
側胸下の癥塊には、丹参、鼈甲、沢蘭、青皮などを併用する。
2.湿温病の濁邪が清竅を覆うことによる胸部、上腹部のつかえ、意識不清、および痰気壅阻、閉塞心竅による癲癇、あるいは精神分裂症などの証候に用いる
鬱金の凉血清心、行気開鬱の効能を利用するのである。
前者に対して、よく芳香開竅の菖蒲と喀痰清心の竹瀝、山梔子、連翹などを配合する。例:菖蒲鬱金湯。
後者に対しては、よく痰涎を除去する作用がある明礬を配合した白金丸を使用する。
3.肝鬱化熱、血熱妄行による吐血、鼻出血、血尿および女性経脈の逆行などの証候に瘀滞を兼ねるものには、生地黄、牡丹皮、山梔子、牛膝などを配合して使用する。
その他、鬱金は黄疸、胆石症にも用い、よく茵蔯、山梔子などを配合して利胆し、黄疸を改善する。
「注意」
1.習慣上丁香とは併用しない。
2.欝金には広欝金と川欝金があるが、名称と産地は一致しない。広欝金(黄欝金ともいう)は主として四川産で、川欝金(黒欝金ともいう)は主として温州産で、温欝金ともいう。両者の効能はほぼ同じで、一般に広欝金をよく使用する。川欝金は薬性が温和で、オ血を除去するが元気を消耗しないのが特徴で、虚弱者に使用するのがよい。
3.肝欝に対して、柴胡が必要ではあるが、激しい燥性による悪影響のおそれがあるときには、欝金に白芍を配合して代用する。
「産地」
中国。以下の都市を発送することができます: 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬、山梨、新潟、長野、富山、石川、福井、愛知、岐阜、静岡、三重、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄
購入記録(最近取引ができた数量0)
まだない人はこの商品を買ったことがある。