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「基源」
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科名:クロウメモドキ科/属名:ナツメ属
和名:棗(ナツメ)/生薬名:烏棗(ウソウ)/学名:Ziziphus jujuba。
烏棗の原植物はナツメである。烏棗は大棗(たいそう)の実を煮た後で燻製にしたものである。
黒棗とも呼ばれていて、大棗より水分が飛ばされていて、熱が加えられているので陽的な性質が強くなっているといわれる。
「出典」神農本草経 上品
「別名」棗(ソウ)、紅棗(コウソウ)、黒棗(コクソウ)、乾棗(カンソウ)、美棗(ビソウ)、良棗(リョウソウ)。
「性味」甘/温
「帰経」脾、胃
「成分」
サポニン (ジジフスサポニンI、II、III、ジュジュボシドなど) 、トリテルペノイド、糖類、サイクリックを含む。
「効能」
民間では鎮静、緩和、強壮、補血薬として、筋肉の急迫。知覚過敏を緩和し、咳煩燥、身体の疼痛、腹痛などに用いられてきた。
「薬理作用」
補中益気、養血安神、緩和薬物
「応用」
1.中気不足、脾胃虚弱、倦怠無力、食欲不振、泥状便に適する。
大棗には補中益気の効果があり、党参、白朮、茯苓などを配合して、効果が強められる。
2.血虚萎黄、婦人の臓躁(更年期症候群に相当する)に適する。
大棗には補中益気の効果があり、党参、白朮、茯苓などを配合して、血虚による萎黄症に効果がある。
甘草、小麦を配合して、婦人の血虚による臓煩躁、精神不安定に用いる。例:甘麦大棗湯。
また、よく作用が激烈な薬物に配合して、薬性を緩和する。
たとえば、葶藶子に大棗を配合して葶藶大棗瀉肺湯となる。
これは瀉肺平喘利尿の作用が強いが、肺気を傷めない。
大戟、芫花、甘遂に配合して、十棗湯となり、瀉水袪痰でき、脾胃を傷めない。
本品はよく生姜と配合され使用される。
たとえば、解表薬に大棗と生姜を配合すると、生姜は衛気を扶助して発汗の作用を強めて、大棗は営血を補養し、発汗しすぎて営気を傷害することを防ぐ。
補益薬に大棗と生姜を配合すると、生姜は和胃調中の作用をはたし、大棗は補脾益気の作用をはたすので、食欲が増し、補養薬がよく吸収されて、薬物の効果が上がる。
「注意」
1.大棗は、助湿生熱、人を中満させるので、湿盛、脘腹脹満、食積、虫積、虫歯による止痛、痰熱咳嗽の者には禁忌とする。
2.処方中に大棗として使用するものに、黒棗・南棗・紅棗・蜜棗などがある。
黒棗・南棗は良質で、養血補中の効能がある。
紅棗はやや燥性が強く・補養力が弱いので、一般に補益剤としては使用しないが、アレルギー性紫斑病に効果がある。
蜜棗は味が非常に甘く濃いので、潤燥解毒に効果がある。
「処方例 」
甘麦大棗湯、桂枝湯など。
「用法・用量」
煎剤、5~15g。
「産地」
中国山東、河南省に主産するものが品質最良、そのほか河北、四川、貴州などの各省にも産する。
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