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「基源」
科名:ウリ科/属名:アマチャヅル属
和名:甘茶蔓/生薬名:七葉胆(しちようたん)/学名:Gynostemma pentaphyllum日本、中国、東南アジアに自生し、雌雄異株の植物。葉は通常5枚の小葉に分かれ、3枚から7枚に分かれることもあり、葉には毛と凹凸がある。見かけはヤブガラシに似るが色(ヤブガラシは茎が赤味がかる)が異なり柔らかい。開花期は8月から9月で星状の小さな花が咲き、実は7ミリ程度の丸い実がなる。中国などでは古くから薬草として葉が使用されてきた。日本では「アマチャヅル茶」として飲用され、一時ブームになった。
「成分」
サポゲニンなど。オタネニンジンと同様であり、含量もほぼ同じとされていて同じ薬効が期待されます。「効能・用法・用量」
新しく開発された薬草だけに、今後多くの薬効が明らかにされると思います。
乾燥した茎葉5グラムに約1リットルの水をいれ、番茶のように煮出して服用します。
鎮静作用があってストレスが引き起こす、いろいろな病気に応用できます。
その他、老人性慢性気管支炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の予防と治療、強壮剤として用いられています。
自生地によって多少の成分の相違がありますので、この点は注意が必要です。1977年日本生薬学会で徳島文理大学薬学部・竹本博士が「アマチャヅルは、薬用朝鮮人参と同様の有効成分サポニンが70種類以上含まれる」と発表して知られるようになりました。
サポニンは、植物に含まれる配糖体のことで、水や油に溶けて泡立つ特性を持ちます。
サポニン(ダイオール系)は神経の興奮やストレスを鎮める効果があります。
また、特定のサポニンの薬理試験ではガン細胞に対しての制がん作用も確認されています。
間接リュウマチ、低血圧、動脈硬化、肝臓障害などの予防もあるとされています。「応用」
薬用としての利用が初めて記されたのは、中国で消炎解毒、止咳去痰、慢性気管支炎としてでした。
日本の竹本教授たちのよってアマチャズルにオタネニンジン(朝鮮人参)と同じ成分が含まれていることが、研究の結果からも明らかとなりましたが、成分の含有組成が朝鮮人参と異なっているので、全く同じ効果であるかどうかは明確ではありません。
それまでは、雑草として扱われていましたが、にわかに重要な薬草として脚光をあびるようになりました。「産地」
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中国。
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