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原料茶葉は、通常は鉄観音というチャノキの園芸品種から収穫される。鉄観音は福建省の安渓県で生まれた園芸品種で、台湾には清朝末期の光緒帝の時代に張迺乾兄弟が安渓から茶樹と製法を持ち帰ったとされる。著名な銘柄ではあるが、生産量は烏龍茶全体の5%しかない。半発酵茶の青茶の一種なので、茶葉自身の酸化酵素による発酵をある程度行わせた後、炒って発酵を止め、揉捻と呼ばれる茶葉を揉む工程や焙煎乾燥を経て製造される。強い揉捻によって、茶葉が丸まって、表面は鉄のような、あるいは油を塗ったような光沢を帯びるのが特徴である。
味は芳醇で濃いが、後味は甘い。香りは甘く清香で、蜜の香りやランやキンモクセイといった花の香り、水蜜桃の香りに例えられる。抽出された茶の色(水色)は、黄金色ないし明るい杏色である。
便秘や冷え症の解消に効果があるとも言われる。
20世紀初頭に中国国外の品評会で優勝して、世界的にも人気の銘柄となった。日本では、伊藤園が缶入り清涼飲料水として初めて烏龍茶を発売した際に、ブレンド茶葉の一つとして使用された。これをきっかけに、1980年代には鉄観音の名が日本にも定着した。南岩鉄観音とも呼ばれる最も代表的な鉄観音である。福建省の安渓県を中心とした地域で生産されている。そのうちでも最上級銘柄として扱われるものに「正ソウ観音王」(ソウは木偏に叢)がある。安渓鉄観音は年に4回ほど茶葉が収穫できるが、そのうち春茶と秋茶が美味しいとされ、特に春茶は最高と言われる。元来は高発酵かつ重焙煎の重厚な風味と味わいを特徴とする半発酵茶であったが、近年の安渓鉄観音は低発酵かつ軽焙煎で軽快で爽やかな風味と味わいのものが主流になっている。
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